【車のメルカリ】カババは売れない?評判から分かる対応策と上手く利用するコツ
カババを使って車を売りたいけれど、ネットで悪い評判を見かけて「本当に大丈夫?」と感じている人は多いと思います。
カババの仕組みをよく知らないと、車売却で損をしてしまう可能性があるよ。
この記事では、カババの実際の評判や口コミ、さらにはデメリット・メリットまでわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、カババで車を売却するときの不安や疑問がすっきり解消され、安心して利用することが出来るようになります。
カババは個人と個人の間での自動車売買を仲介するサービスです。
上手く活用することにより、手数料を抑えられ車を高く売却することができます。
2019年4月国家資格「三級ガソリン自動車整備士免許」取得。
子供が生まれたことをきっかけに、車の乗り換えを検討。
前に乗っていた車を高く売却できたおかげで、憧れていた車ヴェルファイアを購入。
現場で得た知識を活かし、できるだけ車を高く売る方法や、車に関する情報をブログでまとめている。
はじめに:カババの概要
カババは、株式会社がアラカンが運営する自動車フリマサービスです。
項目 | 概要 |
---|---|
英文名 | Aracan Co., Ltd. |
本社 | 愛知県名古屋市中区栄三丁目7番13号 コスモ栄ビル7階 |
東京オフィス | 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア2F |
設立 | 2019年3月18日 |
資本金 | 1億円(2024年3月現在) |
主要株主 | 田中 一榮, 安藤 弘志, ジャフコ グループ株式会社, Z Venture Capital株式会社 |
役員 | 田中 一榮, 安藤 弘志, 佐藤 昌弘, 各務 錦也, 中川 真吾 |
事業内容 | 自動車フリマ事業(カババ) |
最寄駅 | 地下鉄東山線・名城線「栄」駅徒歩3分 |
カババは、どのような特徴のサービスなのか解説していきます。
「個人間自動車売買」の仲介サービス
カババは、個人間での自動車売買を仲介するサービスです。
売り手と買い手が直接取引できるので、中間コストが削減でき高額査定が狙えます。
「売り手」はより高く売却でき、「買い手」はより安く車を購入できるのです。
カババの手数料
カババの手数料は以下のようになっています。
出品者の手数料
- 出品価格が200万円未満の場合 → ¥55,000(税込)
- 出品価格が200万円以上の場合 → ¥110,000(税込)
- 所有解除手続き代行→ ¥16,500(税込)
- 所有解除手続き代行(残債一括処理含む)→ ¥19,800(税込)
購入者の手数料
- システム利用料 → ¥38,500(税込)
- 名義変更手続き代行料 → ¥55,000(税込)
- 車庫証明手続き代行 → ¥20,000(税込)
- 自動車税 → 出品価格に含まれる
- 陸送費 → 車種・距離に応じてかかる
今までは無料だったのが、2024年10月から出品者も手数料がかかるようになりました。
ネット完結で取引
資格を持ったプロの査定士が正確に車査定を行うことにより、ネット完結で取引できるのも特徴です。
さらに、ネットで車の相場情報が見られるので、プロと素人の情報格差が無くなり、誰でも適正価格で車を売却できます。
商談無しで車を売却できるのはありがたいね。
2022年「買取額保証サービス」をスタート
2022年に、カババを運営する株式会社アラカンが「買取額保証サービス」をスタートさせました。
このサービスは、30日間の買取額保証が適用されるというもの。
例えば、出品価格が280万円の車の場合、30日間はその価格での買取額を保証するということだよ。
これにより、以下の選択を出来るようになったため、「売れなかったらどうしよう」という不安を減らせることができます。
- すぐにお金が必要な時
- お金が必要な時に、事前に決まった保証買取額で現金化できる。
- 時間に余裕がある時
- 希望額で売却成立できるまで待ち、売却する。
2023年6月1日「プロの任せる一括査定サービス」開始
カババは、2023年6月1日に「プロに任せる一括査定」サービスを開始しました。
このサービスは、ユーザーが自分で複数の買取業者と交渉する手間を省き、カババが全国の優良買取業者に一括で査定依頼を代行するものです。
- 交渉の手間がかかる
- 高額査定が引き出せない
- 悪質業者を見抜けない
このサービスを取り入れることにより、上記のような悩みを解決できるようになりました。
カババの評判・口コミ
当ブログの管理者(あきと)がクラウドワークスを利用し、カババを実際に利用した人にアンケートを取りました。
- 調査方法:クラウドワークス
- 調査対象者:カババを利用した人
- 調査人数:6名
- 調査日時:2024年1月05日
「良い評判」と「悪い評判」を、それぞれ見ていきましょう。
カババの良い評判・口コミ
売却実績が高くて期待感があった
成約が決まった後までサポートしてもらえて助かった
専属スタッフの方に全てのやり取りをしてもらえ、手間が省けた
- カババの良い評判・口コミをもっと見る
-
40歳女性
プロに任せられるので安心感がある
34歳男性優良業者との提携になっているので安心できた
29歳女性対応が丁寧だった
カババの良い評判として多かったのは、「スタッフの対応が良い」という意見でした。
カババは全員が資格を持っているので、安心してサポートが受けられるよ。
カババの悪い評判・口コミ
CTN一括査定の悪い評判・口コミをご紹介します。
売却成立までにはかなりの時間がかかった
売却相場が分かりにくく、設定金額に迷った
売れ残る可能性もあるので、効率的ではない
- カババの悪い評判・口コミをもっと見る
-
40歳女性
知名度が高くないので少し不安だった
34歳男性訪問の希望が曜日でしか伝えられないので、都合を合わせにくい
29歳女性連絡が電話で遅かった
カババの悪い評判で多かったのは、「売れるまでに時間かかる」という意見でした。
この問題は、カババの「一括査定サービス」を利用することにより、解決できますよ。
カババのデメリット
カババは便利な車の売買サービスですが、いくつかのデメリットがあります。
これらのデメリットをよく理解し、対策をすることが、より安心してカババを利用するために必要です。
知名度が低い
カババは他の大手車売買プラットフォームに比べ、知名度がまだ低いです。
そのため、利用者の数が限られており、売却までの時間が他のプラットフォームに比べて長くなる可能性があります。
- 認知度が大手より低い
- 利用者が少ない
- 車の売却が遅れる可能性がある
例えば、他のサービスであれば、広告や知名度が高いため短期間で買い手が見つかることが多いですが、カババではその分だけ時間がかかる可能性があります。
また、地域によってはカババの利用者が少ないため、より売却が遅れる場合もあるでしょう。
カババを利用するときは、余裕を持ったスケジュールで利用することが重要だよ。
出品者の手数料が発生(2024年10月より)
2024年10月から、カババで車を売却するときに出品者に手数料が発生するようになりました。
これまでは無料で利用できたサービスですが、これにより利益が減る可能性があります。
- 手数料が発生する
- 利益が減る可能性がある
- カババを利用する人が少なくなる可能性がある
今までは出品者の手数料は無料だったため、カババを利用する人が少なくなってくるかもしれません。
この変更により、利用者は手数料も考えて、車の売却価格を決める必要があるよ。
売却まで時間がかかる
カババでは、他のプラットフォームに比べて売却までに時間がかかることがあります。
理由は、認知度が低いために、利用者が少ないからです。
- 認知度が低い
- 利用者が少ない
- 売却までの時間が長くなる
例えば、カババのような認知度の低いプラットフォームを利用する場合、他の大手サービスに比べて、買い手がすぐに見つかる可能性が低いです。
そのため、カババで車を売却するときは、長い目でみる必要があります。
急いで売却を希望する場合は、他のプラットフォームを検討するといいでしょう。
出品情報を最新状態に保つ必要がある
カババを利用するときは、出品情報を最新の状態にたもつ必要があります。
車の状態が変わったり、価格に変動があった場合、それをすぐに反映しないと、購入希望者に悪い印象を与えることがあるからです。
- 車の状態を正確に記載
- 変更をすぐに反映
- 出品情報を定期的に更新
例えば、車の傷や不具合が増えた場合、それを正確に反映しないと、後々トラブルになる可能性があります。
また、価格競争が激しいため、価格の見直しも定期的に行う必要があります。
管理が少しめんどくさいのが欠点だね。
売却後のトラブル
カババで車を売却した後、まれにトラブルが発生することがあります。
購入者との間で、車の状態や取引内容について意見が食い違うケースがあるためです。
- 車の状態に関するトラブル
- 取引内容の認識違い
- 支払の遅れや未払い
例えば、売却した後に車の傷や機械的な不具合が発覚し、購入者からクレームが入ることがあります。
また、支払いに関しても、遅れや未払いといった問題が発生するケースがあります。
トラブルを防ぐために、取引前にしっかりと契約書を交わし、車の状態を正確に伝えよう。
カババのメリット
カババにはいくつかのデメリットがありましたが、一方でメリットもたくさんあります。
これらのメリットについて、詳しく説明します。
高額で売却できる
カババの最大の魅力のひとつは、高額で売却できることです。
通常の中古車買取業者と異なり、カババは売り手と買い手を直接つなぐプラットフォームを提供しているため、仲介手数料が少なく、結果としてより高い価格で売却が可能です。
- 仲介手数料が少ない
- 直接売買が可能
- 高額査定が狙える
たとえば、従来の買取業者の場合、手数料や中間マージンが発生し、最終的に売却価格が減ることがあります。
しかし、カババではこれらの余分なコストを削減することができ、その結果、より多くの利益を得られるのです。
カババは余計な仲介手数料が少ないから、高額売却が期待できるよ。
消費税がかからない
カババでの売却には、消費税がかからないという大きなメリットがあります。
車の売買には消費税がかかりますが、カババは個人間取引になるので、消費税がかかりません。
- 消費税不要
- 個人間取引のため節約
- 追加コストを削減
消費税がかからないため、同じ車を売却しても、他のプラットフォームよりも多くの利益を手にすることができます。
消費税負担が大きい高額な車ほど、このメリットが大きく得られますよ。
プロによるサポート
カババは、売却において資格を持ったプロが在籍しており、そのプロからサポートを受けることができます。
そのため、初めて車を売却する人でも安心して利用できるのがメリットです。
- 売却のプロがサポート
- 安心して利用できる
- トラブルが少ない
たとえば、車の査定や手続きに不慣れな人でも、カババのサポートによってスムーズに売却を進めることができます。
プロのサポートがあれば、女性の私でもストレスなく安心して利用できるね。
キャンセル料は無料
カババでは、出品を無料でキャンセルすることができます。
そのため、状況が変わって売却を中止したい場合でも、リスクなくキャンセルできます。
- キャンセル料が不要
- 売却のリスクが少ない
- 柔軟に対応できる
たとえば、売却価格が期待通りでない場合や、予定が変わって売却を中止したい場合でも、キャンセル料なしで対応できるため、リスクが低いのがメリットです。
一括査定サービス
カババでは、出品してくれた人を対象に「一括査定サービス」を提供しています。
これは、カババが車両の情報をもとに複数の買取業者に査定の見積を依頼し、一番最高額をだしてくれた買取業者のみから連絡がくるというサービスです。
- 全国のネットワークから買取業者を比較
- 最高額を出してくれた業者のみとのやり取り
- 最高価格で売却可能
カババに出品して売れなかった場合、「一括査定サービス」を利用することで、売却できる可能性が高くなります。
やり取りも1社のみなので、楽に売却できるよ。
カババで売れないときの対策方法
カババに出品しても売れない場合、以下の対策を取るようにしましょう。
それぞれの対策方法を、詳しく説明していきます。
価格の見直し
売れない場合、まずは価格の見直しが必要です。
車の市場価格は変化するので、適正価格に設定しなおすことで、買い手がつきやすくなります。
時間とともに価格を調整し、相場に合わせていくことが大切です。
2023年の新機能「プロに任せる一括査定」を利用する
カババで売れなかった場合、2023年に導入された「プロに任せる一括査定」を利用しましょう。
この機能は、カババが全国のネットワークを使い、買取額が一番高い業者のみから連絡がくるというもの。
車種や状態に応じた最適な買取店とのマッチングが可能になります。
高級外車に強い買取店や、軽自動車を得意とする買取店など、専門性の高い業者からの査定を受けられる可能性が高まります。
一括査定サービスの併用
カババで売れない場合は、他の一括査定サービスを併用するのも有効な対策方法です。
以下の表は、おすすめの車一括査定サイトをまとめたものです。
サイト名 | カーセンサー | MOTA |
メリット | 最大30社の査定額を比較でき、高額査定が狙える。 | 電話やり取りが上位最大3社のみでいいので、手間がかからない。 |
デメリット | 電話のやり取りが多い。 | 査定額をたくさん比較できない。 |
公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
これらのサービスは知名度があり、より多くの買取業者からの査定を受けられるため、高額売却のチャンスが広がります。
カババで車を高く売るコツ
カババで車を高く売るコツは以下の4つです。
カババを利用するときは、これらのコツをよく理解し取引することで、高額売却が狙えます。
カババを利用しようと思っている人は、これから説明するコツをメモしておいてね。
車の外内装を綺麗にする
車を出品する前に、洗車や内装の掃除を確実に行いましょう。
見た目がキレイになると、車査定士に良い印象を与えることができ、結果的に高額査定が狙えます。
室内が臭い場合は、専用の消臭剤を使用するなどして、徹底的にキレイにしましょう。
修理や車検を考え直す
車検や小さな傷の修理は、修理しても元を取れる可能性が低いです。
修理費用が査定額に反映されない可能性も高いため、小さな傷の修理は必要最低限にとどめることをおすすめします。
大きな傷や故障がない限り、現状のままで出品するのがいいってことだね。
できれば、車検も通す前に売却するのがおすすめです。
宣伝の工夫
SNSなどを活用して宣伝するのも効果的です。
特に、Xでカババの公式アカウントのリポストを狙うことで、拡散効果を高められます。
自身のSNSで「カババで愛車を出品中!」といった投稿をし、ハッシュタグをつけてカババにメンションを送れば、リポストしてもらえる可能性が高まります。
特殊な車、低価格帯の車、珍しい外車の活用
カババは、以下のような車の取引に強みを持っています。
- 特殊な車
- 低価格帯の車
- 珍しい外車
カスタムした車などは、通常の車買取業者に売却すると、あまり値がつきません。
しかし、カババは売り手と買い手を直接つなぐサービスなので、需要があれば高値で売却できる可能性があるのです。
マニアには価値がある車を所有している場合は、カババでの出品がおすすめです。
カババ利用の流れ
カババを出品する流れをステップ形式で確認しましょう。
カババの出品依頼フォームから申し込みを行います。
ここでは、車両情報と個人情報を入力します。
カババから連絡があり、査定日や場所を調整します。
査定当日には、資格を持った鑑定士が車両状態をチェックし、出品用の写真やPR動画も撮影されます。
カババのプロスタッフのアドバイスをもとに、出品価格を決めます。
出品価格が決まったら、カババのスタッフが出品情報を入力し、車両が市場に出されます。
購入希望者が現れるまで待ちます。
購入希望者から申請が届いたら、出品者は「最新の車両状態」をカババのサイトに入力します。
これにより、購入者からのクレームを防ぎます。
購入希望者が最新情報を確認し承認したら、売買契約が成立します。
カババから契約書類が送られてくるので、必要事項を記入し、必要書類と共に返送します。
違約金が発生する可能があるので、書類を送るのが遅れないように注意してください。
名義変更に必要な書類がすべてカババに届いた後、購入者は代金をカババへ振り込みます。
車両の引渡し日を調整します。購入者の都合や輸送スケジュールに応じて柔軟に対応しましょう。
車両引き上げ前に私物を取り除き、洗車や清掃を行います。
その後、車両が購入者に引き渡されます。
車両引き渡し後、購入者が不具合がないか確認する期間があります。
問題がなければ、出品価格全額がカババから出品者へ振り込まれます。
必要書類を送るのが大幅に遅れないように注意しようね。
メルカリやガリバーフリマとの手数料比較
カババ、メルカリ、ガリバーフリマの手数料は、それぞれ以下のようになります。
- カババ
- ・出品価格が200万円未満の場合 → ¥55,000(税込)
・出品価格が200万円以上の場合 → ¥110,000(税込)
・所有解除手続き代行→ ¥16,500(税込)
・所有解除手続き代行(残債一括処理含む)→ ¥19,800(税込) - メルカリ
- 売却価格の10%(税込)
- ガリバーフリマ(2024年9月30日にてサービス終了)
- ・仲介取引出品の手数料 → ¥18,000 ~ 出品者受取価格の8%(税込)
・直接取引出品の手数料 → ¥9000 ~ 出品者受取価格の4%(税込)
例えば、売却価格が50万円だったとすると、それぞれ以下のようになります。
- カババ
- 手数料(残債一括処理含む場合) → ¥74,800(税込)
- メルカリ
- 手数料 → ¥50,000(税込)
- ガリバーフリマ
- 手数料 → ¥94,500(税込)
手数料の安さだけで言えば、メルカリが一番安いね。
メルカリは利用者が多く、手軽に出品できる点が魅力です。
一方カババは、プロのスタッフがお任せできるので、手間がかかりません。
出品対応の手間やトラブルのリスクを考えると、手数料が少し高くてもカババを利用することをオススメします。
【Q&A】カババによくある質問
カババに関する、よくある質問に回答します。
Q:カババで売れなかったらどうすればいいですか?
A:価格の見直し、カババが提供している「プロに任せる一括査定」の利用、他の一括査定サイトの利用などが効果的です。
また、車の状態を改善したり、SNSなどを使い宣伝方法を工夫したりするのも良い対策となります。
Q:カババで車を売却するまでに平均どのくらいかかりますか?
A:カババの公式サイトでは、出品してから売却成立するまでの平均期間は72日となっています。
ただし、車種や価格設定、市場の状況によって大きく異なる場合があります。
Q:カババのシステム利用料はいくらですか
A:2024年10月から、出品価格が200万円未満の場合は55,000円、出品価格が200万円以上の場合は11万円システム利用料がかかるようになりました。
購入者側は38,500円の固定手数料がかかります。
【まとめ】プロの一括査定サービスを上手く利用しよう
カババは売り手と買い手が直接取引できるので、中間コストが削減でき高額査定が狙えます。
しかし、すぐに売れないケースもあるため、以下のような対策が必要です。
様々な方法を組み合わせることで、より愛車を高額に売却することができるよ。
カババでの売却を成功させるカギは、柔軟な対応とねばり強さです。
一度の出品で売れなくても、諦めずに様々な方法を試してみましょう。