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純水洗車のメリット・デメリットは?自宅でのやり方や純水を使った裏技も紹介

あきと
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  • 洗車の拭きあげがめんどくさい
  • もっと手軽に、時間を短縮して洗車したい
  • 純水洗車のメリット・デメリットが知りたい

手洗い洗車は、時間がかかるしめんどくさいという人は多いと思います。

「純水洗車」を実施すれば、拭き上げがいらないので楽に洗車できるのです。

僕も、2年前から純水洗車をやり始めて洗車がとても楽になったよ。

この記事では、洗車がめんどくさい人におすすめの「純水洗車」のやり方について解説します。

メリット・デメリットも含めて解説するので、「純水洗車」が自分に向いているか判断してください。

この記事を読めば、「純水洗車」を利用し、洗車を楽にする方法が全て分かります。

動画で見たい人は「BEAUTIFUL CARS®︎洗車チャンネル」のこの動画を参考にすると良いよ。

当ブログの管理人
あきと 
あきと 
自動車整備士
Profile
今年で9年目になる現役の自動車整備士(31歳)。
2019年4月国家資格「三級ガソリン自動車整備士免許」取得。
子供が生まれたことをきっかけに、車の乗り換えを検討。
前に乗っていた車を高く売却できたおかげで、憧れていた車ヴェルファイアを購入。
現場で得た知識を活かし、できるだけ車を高く売る方法や、車に関する情報をブログでまとめている。

【はじめに】純水洗車とは純水を使用した洗車

純水洗車とは、純水を使って洗車をする方法です。

純水は、水の中にある不純物を取り除いている水です。

純水は放置しても水垢になりにくいため、洗車に使用すると拭き上げがいらなくなり、仕上がりもキレイになります。

水道水で洗車をすると水垢が残る可能性が高い

水道水で洗車をした場合、拭き上げを完璧にしないと水垢が残る可能性が高いです。

水道水に含まれるミネラル成分が原因となって水垢になってしまうからです。

キッチンの蛇口や風呂の鏡にウロコみたいな跡がついているやつだね。

純水はミネラル成分も取り除いているので、純水で洗車をして拭き上げをしなくても水垢が残らず楽に洗車をすることが出来ます。

純水洗車のメリット

純水洗車のメリットは以下の3つです。

  • 拭き上げがいらないため、洗車が楽になる
  • 洗車したあとの仕上がりがキレイになる
  • 部分洗いが出来る

拭き上げがいらないため、洗車が楽になる

純水は、拭き上げがいらないため時間が短縮でき、洗車が楽になります。

純水は、放置していても水垢がつきにくいので、拭き上げしなくてもいいのです。

日中青空で洗車する場合、水道水だとすぐに水が乾いて水垢になりますが、純水だとその心配もありません。

洗車したあとの仕上がりがキレイになる

純水を使用すると、洗車した後の仕上がりがキレイになります。

純水は、ミネラル成分などの不純物を取り除いている水だからです。

純水で洗車をすることによって、水道水と比べてキレイな仕上がりになるのです。

部分洗いが出来る

純水は、部分洗いができるのもメリットです。

水道水だと水垢になってしまうので、部分洗いをしても飛び散った水を拭かなければなりません。

純水は、水垢になる心配がないので、汚れているボディーを部分的に洗うことができます。

純水洗車のデメリット

純水洗車のデメリットは以下の3つです。

  • ランニングコストがかかる
  • 純水器の収納スペースを確保しないといけない
  • 自宅で洗える環境がなければ難しい

ランニングコストがかかる

純水を使用するには、コストがかかります。

純水器という装置を買い、年に約1回、中身の樹脂を交換しなければなりません。

純水器の収納スペースを確保しないといけない

純水器を買ったら、収納スペースを確保しなければいけません。

サイズは、小さいものや大きいものまでありますが、少なからず収納スペースが必要になります。

自宅で洗える環境がなければ難しい

純水洗車は、自宅で洗える環境がない人には少し不向きです。

純水器の装置を使用しないといけないからです。

野外で純水洗車を使用したい人は、マンションや洗車場で洗車する場合を見てね。

【純水洗車】自宅でのやり方

用意するもの
  • 純水器セット
  • ホース(セットについていない場合)
  • 高圧洗浄機(無くても可能だが、あったら節約できる)
  • コンセントが遠ければ延長ケーブル
  • バケツ(15L以上が理想)
  • シャンプー液
  • ボディー、窓ガラス用スポンジ
  • ホイール用スポンジ
  • ボディー用ふき取りクロス
  • ホイール、ドア内側用ふき取りクロス
  • 簡易コーティングスプレー(あった方が仕上がりがキレイ)

高圧洗浄機を使うと使う水の量を減らす事が出来るのでおすすめです!

純水の使い方は基本、最後のすすぎの時のみで大丈夫です!

お金に余裕がある方は最初のシャンプー洗車から純水を使ってもらえれば良いのですが、純水器にも一回のイオン交換樹脂で使用できる量が決まっているので、節約して使いたい方はすすぎのみで使いましょう。

水道ですすぐ→シャンプー洗車する→純水ですすぐ→クロスでふき取る(時間が無い場合は放置)

こんな感じで使います。

ある程度の費用がかかっても大丈夫という方は、

純水ですすぐ→シャンプー洗車する→純水ですすぐ→クロスでふき取る(時間が無い場合は放置)

こんな感じで使ってもらえればOKです。

純水ですすいで放置する場合は、しっかりすすがないと水道水が残ってしまって水垢になるので気をつけてください。

動画で見たい方は、この動画を参考にしてね。

用意するもの
  • コードレス高圧洗浄機(自宅外の場合は必需品)
  • バケツ(15L以上が理想)
  • 純水が入ったタンク(20ℓ×2と10ℓ×1)※車両サイズによる
  • シャンプー液
  • ボディー、窓ガラス用スポンジ
  • ホイール用スポンジ
  • ボディー用ふき取りクロス
  • ホイール、ドア内側用ふき取りクロス
  • 簡易コーティングスプレー(あったほうが仕上がりがキレイ)

自宅洗車しない場合は純水を自宅で作って持って行くという方法になります。

20ℓのタンクを2個と10ℓのタンクを1個ぐらいを積まないといけない為、少し労力がかかります。

さらに洗車場等で洗車をする場合電源が借りられないと思うので、コードレス高圧洗浄機が必要になってきます。

外で洗う場合は純水の量を節約するためにという意味でも、コードレス高圧洗浄機は必須になります。

洗車方法は自宅でする場合と同じで、

純水ですすぐ(洗車場の水道水が使える場合は水道水で)→シャンプー洗車→純水ですすぐ→クロスでふき取る(時間が無い場合は放置)

こんな感じで使ってもらえればOKです。

純水が足りないなと思った場合は、ホイールは後日洗うとしてボディーを優先して洗いましょう。

動画で見たい方は、この動画を参考にしてね。

【3パターン別】洗車にかかる費用を比較

以下は、洗車にかかる費用を比較した表です。

純水洗車洗車機業者の手洗い洗車
1年間にかかるコスト約8万7000円(装置代含む)約1万2000円約7万円
洗車にかかる費用比較表

※純水洗車においては、初期費用(ランニングコスト)も含めての表示をしています。

純水洗車する場合の年間費用

純水器は今では色々なメーカーから出ているので、僕が実際に使っている純水器を例に話します。

僕が買った時の値段↓

  • 純水器(ビューティフルカーズ製) →2022/9月購入時 税込¥66000円 
  • 高圧洗浄機(ケルヒャー製) →2022/9月購入時 税込¥20980円

同じビューティフルカーズ製で、今では¥19580で純水器が購入できます。

純水洗車をするにあたって僕が追加で買ったのはこの2つです!

僕は会社で洗車する事が多いので水道代は詳しく分かりませんが、まだ1回もイオン交換樹脂を交換していないので掛かったコストは、純水器と高圧洗浄機の2つだけです。

1年間で計算すると 66000+20980=86980

86980÷12ヶ月=7248 月々¥7248円

僕は2年間使用しているので、

2年間で計算すると 86980÷24ヶ月=3624 月々¥3624円 

※自宅で洗車する場合は+水道代です

今の純水器の値段で計算すると、

1年間で19580+20980=40560 月々¥3380

2年間で19580+15180(イオン交換樹脂代)+20980=55740 

月々¥2322

になります。※自宅で洗車する場合は+水道代になります

純水装置は初期費用は高いけれど、一度購入すれば定期的なメンテナンスだけでいいので、費用は抑えられるよ。

洗車機で洗う場合の年間費用

洗車機の値段は地域やオプションによって変わるので、自分が良く使う洗車機の値段で計算して欲しいのですが、僕の地域の場合は1000円ぐらいが相場なのでその値段で計算すると↓

月に1回洗車の場合1年間で 1000円×12カ月=12000  

年間で¥12000 月々¥1000

ただし水道水なので拭き上げは必須になります

安いと感じるかもだけど、水道水だから拭き上げは必須になる為、洗車の時間はかなりかかるよ

業者の手洗い洗車に出す場合の年間費用

手洗い洗車も業者によって違うので自分の近くにある業者さんで調べて計算して欲しいのですが、今回はKeePerさんの公式ホームページに載っている洗車価格で計算します。

(画像出典:キーパー公式HP)

※月に1回の洗車の場合、僕の車はヴェルファイアなのでサイズがLLになり税込¥5760です。

1年間だと 5760×12=69120 年間→¥69120円 月々→¥5760円

洗車に時間を取られなくて楽だけど、さすがにコストがかかるね

純水洗車に向いている

純水洗車に向いているのは以下のような人です。

  • 洗車した後の水垢が気になる人
  • 洗車の拭きあげをしたくない人
  • 楽にキレイに車を保ちたい人

洗車した後の水垢が気になる人

せっかっく丁寧に洗車して拭きあげても、水垢が気になる方も多いと思います。

純水だと水垢が気になる事はほとんど無くなるので、水垢が気になる方は純水洗車を行うといいでしょう。

洗車の拭きあげをしたくない

純水洗車は拭きあげをしなくても水垢が残りません。

なので、とにかく車を拭くのが面倒くさいという方におすすめできます。

また洗車の時間があまり取れない方にも、時間短縮の為に純水洗車がおすすめです。

きれいに楽に車を保ちたい人

「愛車をキレイに保ちたいけど洗車は面倒くさい」という方も、純水洗車を始める事によって水垢等がつかなくなり、きれいに楽に愛車を保つ事ができます。

純水洗車を始めると今までの洗車の概念が変わるよ!

純水を使った裏技(豆知識

純水を使った裏技は以下の4つです。

  • 車のガラスの内側を純水を使ったタオルで拭く
  • ウォッシャー液を純水に変える
  • 純水の入ったペットボトルを車に用意しといて、鳥の糞・虫が付いた時に使う
  • 家の窓を拭く時に純水を使う(外から窓を洗う時も)

車のガラスの内側を純水を使ったタオルで拭く

車のガラスの内側を拭く時に水垢が残ったり、拭き筋みたいなのが残ったりする事ないですか?

これは水道水で洗って絞ったタオルを使う事によってできてしまう水垢と同じです。

なので純水で洗って絞ったタオルを使ってあげる事によって、拭き筋が残らずキレイな窓にする事が出来ます。

内側の窓は曇りやすく意外と汚れやすいので、定期的に拭いてあげると視界もキレイになって運転しやすくなるよ

ウォッシャー液を純水に変える

フロントガラスが汚れている為ウォッシャー液を使ってワイパーを動かしたら、ワイパーの作動範囲以外の箇所が汚れている・・・こんな経験ないですか?

実は普通のウォッシャー液は水が含まれている為、水垢が残ってしまうのです。

なのでウォッシャー液を純水に全て入れ替えてあげる事によって、ウォッシャータンクから純水が出るようになるので、ウォッシャーを使ってもいつでもガラスをキレイな状態にする事が出来ます。

純水のウォッシャー液も販売されているので、わざわざ純水を作るのが面倒くさいという方にはおすすめだよ

ちなみにAmazonプライム無料体験に登録すると、送料も気にしなくていいのでおすすめです。

今なら30日間無料体験実施中

純水の入ったペットボトルを車に用意しといて、鳥の糞・虫が付いた時に使う

「気付いたら鳥の糞や虫が付いていて気持ち悪い・・・」

こんな経験した事ありませんか?

僕は鳥の糞や虫が付いたまま車を走るのがとても嫌なので、そういう時に使えるのが純水です!

あらかじめ純水の入ったペットボトルを車に入れておいて、鳥の糞がついていたり、虫がついていたりした時に純水をかけてあげて取ってあげると、そのあと拭き上げしなくても水垢がつかずにキレイに車を保てます。

純水器を持っていない方は、精製水という水でも同じ効果があるので用意しとくと良いよ

ちなみに精製水とはこれです。Amazon楽天で買えるのでおすすめです!

車以外の色々な用途に使える純水

実は純水には車以外にも使える場面が色々あります。

  • 家の窓を水道水で拭き掃除すると拭き筋が残ったりする
  • 加湿器や美顔器に水道水を入れると水垢が気になる
  • 消毒液の希釈用に水道水を使ったら効果が薄まるのではと心配
  • 呼吸器に水道水を入れて使用して良いか心配

こういう悩みを一気に改善できるのが純水です!

大事なので何度も言いますが精製水は純水とほとんど同じ水なので、ご家庭に1個こういう水がおいてあると生活の質(QOL)も上がり、時間短縮にもなるのでおすすめです!

ちなみにAmazonプライム無料体験に登録すると、送料も気にしなくていいのでおすすめです。

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【まとめ】純水洗車を始めよう

基本車を持っている人全員に純水洗車はおすすめです。

  • 洗車の拭きあげが面倒くさい
  • 洗車の時間がもったいない
  • 愛車を楽にきれいに保ちたい

純水洗車は、上記のような悩みを持っている人には特におすすめです!

純水で洗車をすると、水道水で洗車するよりきれいに車を保つことが出来ますし、拭きあげしなくても水垢が付きません。

純水は、洗車以外の色々な用途に使えるので便利です。

純水器を買って、新しい洗車生活をスタートさせましょう。

登場人物の紹介

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今年で9年目になる現役の自動車整備士(31歳)。
2019年4月国家資格「三級ガソリン自動車整備士免許」取得。
子供が生まれたことをきっかけに、車の乗り換えを検討。
前に乗っていた車を高く売却できたおかげで、憧れていた車ヴェルファイアを購入。
現場で得た知識を活かし、できるだけ車を高く売る方法や、車に関する情報をブログでまとめている。
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