売却するなら買取と廃車どっちがいい?お得に売却する方法を解説します
- 車を売る際に、「車買取か廃車」どっちにすればいいか分からない
- 車買取と廃車の違いは?
- どうすれば、お得に売却できる?
愛車を売却したくて、「買取か廃車」で迷っている方も多いと思います。
結論からいうと、「買取価格を比べてみて値段が付かなければ廃車買取業者に出す」という方法が、一番得する方法です。
なぜなら、今持っている愛車に価値があるのにも関わらず、先に廃車買取業者に売却すると、損をしてしまうことになるからです。
自分では「廃車にしないともう売れない」と思っていても、修理して中古車として再販売できる可能性があるため、まずは買取として売却するようにしてね。
この記事を最後まで読めば「買取か廃車」で迷っている方が、どうしたらお得に愛車を売却することができるかが分かります。
車をお得に売るならまずはここ
迷ったらとりあえず車買取に出す
冒頭でも説明しましたが、愛車を売却するさいに「買取か廃車」で迷ったら、とりあえず買取に出しましょう。
理由は損をしなくてすむからです。
まずは買取額を一括査定サイトで無料で比べてみて、それでも値段が付かない場合に、廃車買取業者に出すようにしてください。
⇒【20社比較】中古車一括査定サイトおすすめ8選!自動業界にいるプロが解説
車買取と廃車の違いを比較
項目 | 車買取 | 廃車 |
目的 | 中古車として再販 | 走行不可、または修理費用が価値を上回る車 |
適用車 | 状態が良好、または修理して再販可能な車 | 走行不可、または修理費用が価値を上回る車 |
手続きの簡単さ | 比較的簡単。買取業者が多くの手続きを担当 | やや複雑。自分で書類を用意しないといけない場合がある |
収益性 | 高い。車の状態や市場価値に応じて買取価格が決まる | 低い。費用がかかることもあるが、部品の価値によっては若干の収入になる |
費用 | 不要。むしろ買取額が支払われる | 必要。ただし、部品の価値によっては軽減される |
「廃車と買取とはどう違うの?」と思う方も多いと思います。
上記の比較表をもとに、詳しく説明していきます。
買取と廃車の大きな違いは目的
「廃車」と「買取」の一番大きな違いは「目的」です。
車買取は中古車として再販売を目的として買取されますが、廃車買取は解体・リサイクル・廃棄を目的として買取されます。
それぞれ、どのような目的で買取りされるかによって違ってくるのです。
適用される車の違い
車買取は、中古車として再販売するのが目的なので、「状態が良好、または修理して再販可能な車」をおもに買取します。
廃車買取は、解体やリサイクルするのが目的なので、「走行不可、または修理費用が価値を上回る車」をおもに買取します。
手続きの簡単さ
車買取の方が手続きは簡単です。
なぜなら、買取業者の担当者が査定から売却までの手続きを全てしてくれるからです。
廃車買取は自分で手続きしようとすると少し難しいです。
しかし、廃車買取の専門業者に依頼することでその悩みは解決できます。
廃車買取専門業者は、車の引き取りや手続きまで全て無料で代行してくれるので、廃車にする際はおすすめです。
⇒廃車買取業者おすすめ6選!選び方と注意点も含めて自動車業界にいるプロが解説
収益性の違い
収益性については、中古車として再販売を目的とされる買取の方が高いです。
部品の価値が高い車を廃車する場合、少し値が付く可能性がありますが、それでも中古車買取の方が収益にはなります。
さらに、買取価格を最大限に引き出すためには、買取価格を比較して一番高い買取店に売る必要があります。
中古車一括査定サイトを利用して、買取価格を最大減に引き出しましょう。
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費用がかかるかの違い
車買取の場合、買取額が支払われるため費用はかかりません。
廃車の場合、処分費用が発生する場合があります。
なので廃車にする場合は、0円以上で引き取ってくれる廃車買取業者に出すといいでしょう。
⇒廃車買取業者おすすめ6選!選び方と注意点も含めて自動車業界にいるプロが解説
売却した後の目的が違うのが車買取と廃車の違いだね。
まだ再販売できる車を廃車にするのはもったいない
中古車として再販売できる車を、廃車買取に出してしまったら、損をすることになります。
例えば、2015年式のトヨタ・プリウスが走行距離50,000キロメートルで状態が良好だとします。
項目 | 買取業者による買取 | 廃車業者による買取 |
買取価格(目安) | 約100万円 | 約3万~5万円 |
目的 | 再販売 | 部品や金属のリサイクル |
この場合、上記の表のように車買取に出すと100万円前後の価格で買取られる可能性がありますが、廃車業者に出した場合、車の部品や金属のリサイクル価値のみが評価されるため、数万円程度(例えば30,000円〜50,000円)の価格にしかならない可能性があるのです。
自分の判断で愛車の価値を決めて廃車買取にだすのは、もったいないのでやめよう。
車買取と廃車の手続きの違いと手続きの流れ
車の「買取と廃車」では手続きや、手続きの流れが少し異なります。
それぞれ説明していきます。
車買取と廃車の手続きの違い
- 車買取:中古車として再販売できるように、名義変更の手続きをします。
- 廃車:解体・リサイクルできるように車の登録抹消を行うように手続きします。
上記のように名義変更を行うか、登録抹消を行うかが車買取と廃車手続きの違いになります。
車買取の手続きの流れ4ステップ
- 査定の申し込み
- 車の査定
- 買取価格の提示と交渉
- 契約と支払い
上記が車買取の手続きの流れ4ステップです。
それぞれ説明していきます。
①査定の申し込み
車を売りたいと思ったら、まず買取業者に査定を依頼します。
多くの場合、オンラインや電話で申し込みが可能です。
②車の査定
業者が車の状態をチェックし、その価値を評価します。
これには、車の年式、走行距離、外観や内装の状態などが考慮されます。
③買取価格の提示と交渉
査定の結果、業者から買取価格が提示されます。
価格に納得がいかない場合は、交渉することも可能です。
④契約と支払い
価格に合意したら、買取契約を結びます。
その後、約束された金額が支払われ、車の所有権が業者に移ります。
車買取は必要な書類を買取店が用意してくれるので、印鑑さえ持っていれば契約できるね。
廃車の手続きの流れ5ステップ
- 廃車の申し込み
- 見積・契約
- 必要書類準備・発送
- 車両引き渡し
- 支払い
上記が廃車の手続きの流れ5ステップです。
それぞれ説明していきます。
廃車の申し込み
廃車買取業者に連絡し、廃車の見積もりを依頼する。
オンラインや電話でも可能です。
見積・契約
業者が車両の情報を元に、廃車買取価格を提示する。
買取価格に納得がいけば、契約をする。
必要書類準備・発送
指示された廃車手続きに必要な書類(自動車登録証明書、車検証など)を準備し、発送する。
車両引き渡し
指定した日時に車両を引き渡す。
支払い
必要書類に不備がなければ、取引完了。
原則1週間~2週間で支払いが行われる。
廃車買取は必要書類を自分で準備しないといけないので、少し手間だね。
車をお得に売却する方法
車買取に出すにしろ廃車買取に出すにしろ、大事なのは専門業者に依頼するということです。
なぜなら、買取や廃車に対しての専門知識があり、販売ルート(海外等)を持っているため、より高値で売却できるからです。
では実際に、どのようにしたらお得に愛車を売却できるかを説明していきます。
車買取の場合
車買取の場合は、中古車一括査定サイトを利用して、査定額を比較するということが大事です。
なぜなら、中古車一括査定サイトは無料で愛車の査定を複数比較することができ、一番高い買取店で売却することができるからです。
この方法によって愛車をお得に売却することができます。
⇒【20社比較】中古車一括査定サイトおすすめ8選!自動業界にいるプロが解説
廃車買取の場合
廃車買取の場合は、廃車に特化している買取業者に依頼するということが大事です。
なぜなら、廃車に特化しているため知識やノウハウがあり、海外にパーツを販売するルートを持っているからです。
なので廃車にする場合も、できるだけお得に売却しましょう。
⇒廃車買取業者おすすめ6選!選び方と注意点も含めて自動車業界にいるプロが解説
【まとめ】車買取に出して値段が付かない場合、廃車買取に出すのが一番おすすめ!
冒頭でも伝えた通り、「車買取に出して値段が付かなければ廃車買取に出す」というのが、一番損しない愛車の売却方法になります。
自分の愛車が古くてぼろいからといって、始めから廃車買取に出すのは、損をすることになるのでやめましょう。
まずは、愛車の査定額を無料で知り、値段が付かない場合、廃車買取に出すようにしてください。
車買取に出して、値段が付かない場合は廃車買取に出すという方法で、愛車をお得に売ろう!
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